2008年07月04日

馴染みの店の閉店が相次いでいます

 子供が通う塾の近くに、安くて雰囲気の良い喫茶店がありました。けっこう利用客も多く、学生さんは本を広げて勉強し、主婦のグループはおしゃべりに熱中し、サラリーマンはコーヒー片手に新聞を熟読し……老若男女それぞれに自分の時間を楽しんでいました。私も塾の送迎の時間調整に利用したり、友人達といろんな悪巧み(?)を計画するのに使っていました。

 ところが、その喫茶店……先日、唐突に閉店してしまったんです。

 塾の帰りに子供とジュース(私はコーヒー)を飲みながら、勉強をみてやったりしたこともあったので、子供達もがっかり。私も憩いの場を失って非常に残念に思いました。


 そして昨日。

 二週間ぶりくらいに近くにある回転寿司へ行きました。……駐車場の入り口にロープが張られていました。いやな予感がして、店に近づいてみると「6月30日をもって閉店いたしました」という張り紙が……!

 この回転寿司屋さん、ネタが大きく新鮮で、子供達に大人気の「海ぶどう」とか私好みの「カリフォルニアロール」、それに黒ゴマアイスなど(ダイエットの関係で最近はオーダーしていませんでしたが)、他ではなかなか味わえないメニューが多かったので、かなり頻繁に利用していたものです。

 それがいきなり閉店とは……。私達は今週二回目の「がっかり」を経験し、他の回転寿司屋さんに行くことにしましたが……あまり馴染みのない寿司屋さんだったせいか、子供達も「海ぶどうがない」、「マヨコーンがない」などとないものねだりをしたりして、ちょっと寂しそうでした。

 実は……5月末にも、馴染みのレストランが閉店しているんです。このときもがっかりしたなー。


 それにしても……いったい、どうなっちゃったんでしょうかね。やはり急激なガソリン価格の上昇と食料価格の高騰が背景にあるのでしょうか。

 そういや、これもまたよく行くハンバーガー屋さんのメニューが先日急に変わっていました。キッズメニューが廃止され、定番のセットメニューの中からいつの間にかサラダが姿を消していたんです。つけ忘れたのかな、と思って店員さんに聞いてみたところ、新メニューになってサラダのサービスは廃止されたのだとか。

 うーむ、厳しい世の中になってきたなー。

 最近、世界のあちこちで暴動が起こっているし、自然災害も多発していますね。何か、とんでもないことが起こる前触れなのではないでしょうか……?

 皆さんがお住まいの地域では、レストランやコンビニなど閉店が相次いでいませんか?
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2008年01月16日

うーん、前言撤回。やっぱり気になるMacBook Air

 MacBook Airに関するやや批判的な記事を書いたのが今朝6時頃。以降、今に至るまでの私の行動を振り返れば、今回如何に自分の気持ちを偽っていたかがよくわかります。

 仕事も結構忙しいのに、何度もアップルのホームページにアクセスした私。そしてMacBook Airのフォルムを何度眺めたことか。同僚の医師にもAirのことを教え、あーだこーだと話し合いました。1.36kgといえばこんなものかな、とちょっと分厚いカルテを片手で持ってみたり……ああ、ダメだこりゃ。

 もう観念。前言撤回します。ゴメンナサイ。やっぱりいいです、MacBook Air! マックオタクな私にとって、どんなMacBookだって出れば気になるのです。しかも今までにない1.36kgという軽量だと来ればアナタ。悪いわけないじゃないの。さっきの批判的な記事はナンだったんだよ! と自分につっこみ入れてみても、もうどうにもなりません。

 明日にでもアップルストアに行ってみようかなー。
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MacBook Airだって!

 出るぞ、出るぞ、と噂されていた新型MacBookがついに登場しましたね。

 MacBook Airだって。さっそくアップルのホームページをチェックしましょう!

 うーむ、美しいフォルム。……ただ、個人的趣味から言うと、薄いのはいいのだがもう少し小さくして欲しかったなー。それに曲線を強調しすぎているような印象も。かつて二枚貝のような形状のiBookがありましたが、それに近い違和感(というほどでもないけど)を持ちました。

 それに、現在所有しているMacBook Proと競合する部分が多すぎるかなー。買い足しするほどではなさそう……。まだ現物を見たわけではないので何とも言えませんが。

「売り」となっているのが、ワイヤレス……? でもそんなのすでに既製品(MacBook pro)で十分堪能してます。今更、それを売りにされてもね。ケーブルフリーを強調していますが、裏を返せばEthernetポートを省いたってことじゃ? つまりワイヤレス環境でなければネットにもつなげられない、ということではないでしょうかね。……と思って仕様を見てみると……やっぱり。

 Micro-DVI、USB、オーディオ出力が各々1ポートずつ。周辺機器との接続環境はこれだけ。省スペース設計なのである程度しかたないとは思いますが、まだワイヤレス環境が十分浸透しているとは思えない現在の日本では、ちょっと購入に勇気がいるかもね。ホテルなどではワイヤレスLANを提供しているところはあまりないと思うので(ちがったらゴメン)、軽くて学会出張とかに持っていきやすくはなるけど、ホテルではネットできないかもしれません。

 外部モニタ接続にはMicro-DVIですか。液晶タブレットをiMacにつなげようと悪戦苦闘した記憶が蘇ります……。

 私が待ち望んでいたのは、ポケットに入るくらいに小さなマックか、タブレットMacのように今までにない全く新しいタイプのマックでした。そういう意味では、また今回も期待を裏切られてしまった。1.36kgという重量には大いに魅力を感じますが、今のところ、それ以外に心を動かされるメッセージはありません。

 それにLeopardだと動かないアプリが多すぎて、未だに私はTigerを使っています。せめてComicStudioがLeopard対応になってくれないとハナシになりません。

 いずれにせよ、今回のMacBook Air、私は様子見、ということになりそう。でも、早く実機を触ってみたい(この衝動はどうしようもありません)。

 最後に一言。ぜひ、ハンディなタブレットマックを出しとくれ〜!
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2008年01月15日

伸び悩みの季節……ダイエット[60日目]

 年明け早々、ハードな日々が続いていて、なかなかブログを亢進することが出来ませんでした。

 ダイエットの方も開始して二か月経過しましたが、このところ減量スピードにブレーキがかかっています。

 今朝の体重は75.9kg。一ヶ月前は77.2kgだったから、今月は1.3kgの減量ということに。

 先月は3.8kg減だったから、大幅なスピードダウンです。先月のスピードが速すぎたとも言えるのですが、それでも毎月2kg減量を維持したかったなー……。

 クリスマス、正月の影響は大きかったと思います。なるべく食べないようにしていたのだけど、ケーキやお餅はどうしても食べないわけにはいかず……それでも例年に比べれば相当セーブしたのだけど、その増量効果はテキメンでした。

 記録をつけるのがだんだんと億劫になってきたせいもあるかも。一応、毎朝体重は測定していますが、食事の記録はかなり疎かになってきました。その分、腋が甘くなっているのかな。

 でも、ダイエット開始2か月で約5kgの減量というのは、及第点でしょう。そういや、ベルトの穴一個分ズボンが緩くなってきました。

 この調子でもうしばらくダイエットを続けてみようと思います。
posted by 管理人 at 06:06| Comment(0) | TrackBack(0) | メタボにサヨナラ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月01日

あけましておめでとうございます2008

 あけましておめでとうございます。

 元旦早々、もう出勤してます。でも、今日は午後の透析がないので、昼過ぎには帰れそう。大晦日は母親の家で過ごし、今日は夕方から家内の実家で新年会。こつこつと減らしてきた体重も2週間前のレベルに逆戻りしちゃいました。やっぱり、年末年始の誘惑には勝てません。

 昨日はK-1観ました。ダラダラとした内容で、あまり盛り上がらなかったなー。試合そのものよりも、番組の構成自体に問題アリだと思いました。過去のVTRを頻繁に流したり、対戦カードの予告がめまぐるしく繰り返されたり……。腕の悪い監督の映画でも観させられているような気分でした。

 それでも印象に残る選手はいました。ヒョードルと田村潔司。特にヒョードル選手の強さは別格ですねー。チェ・ホンマンにぶら下がりながら腕ひしぎ逆十字(ちがったらスミマセン)を決めるなんて。彼に勝てる選手って、いるのだろうか? ぜひ、セイム・シュルトと対戦していただきたい。

 私からみて一番光っていたのが、田村選手です。格下の所選手にゴング直前びんたを食らっても全く動じず、常に冷静に試合を運んでいましたね。実に素晴らしい。今回のMVPを選ぶとしたら、(私見ですが)田村潔司でしょう。

 さて、K-1の話ばかり書いていても2008年がデザインできませんね。

 昨年は、進歩のない年でした。

 プライベートで長年後回しにし続けてきたいくつかの案件を解決(あるいは解決へ前進)させた、という点では意義のある年でしたが、一昨年、初の書籍刊行(Dr.ジンゾーの透析療法の初歩)、イラストレーターとしての初仕事、会社設立、本業の転勤等々、たくさんの新しいことを経験しただけに、2007年は守勢に回った一年だったような気がします。

 今年は、心機一転、新しいことにチャレンジしようと思っています。

 まずは、今年2月から始まる「医薬の門」という雑誌の連載。作画担当で、2か月に一度、4ページの作品を提出しなくてはなりません。それと平行して「Dr.ジンゾー」の続編を描きます。何とか年内刊行できれば、と考えていますが、ちょっと難しいかな。

 今年はエンタメ系の作品にもチャレンジしたいと思っています。作品を作るだけでなく、それをどのように出版に持っていくか。そのあたりもちょっと努力してみたいと。

 本業の方も、いろいろな面で変革の年になるかもしれません。
 一番の変化は、春頃になると思いますが、腎透析科の専門病棟が開設されること。と言っても、腎透析科だけではベッドはそんなに埋まらないと思うので、泌尿器科あたりとの混合病棟になる可能性もありますが、今まであちこちの病棟に散らばっていた患者さんを一つの病棟に集めることができるというのはとてもありがたいのです。

 病棟が一つになることで、外来や透析室とデータを共有する「診療支援システム」を構築することができるようになります。ファイルメーカーでその原型となるシステムを作っている最中ですが、これが完成すると事務的な仕事は大幅に緩和されるハズです。

 それと、今年は久しぶりに学会で発表しようかとも思っています。透析医学会と腹膜透析研究会は是非。その準備もしなくちゃ。

 なんだか元日から忙しそうな予感がしてきた。うーむ、いいんだか悪いんだか。

 息子の中学受験も控えているし、結構時間に追われる一年になりそうです。
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2007年12月30日

医学マンガへの追い風になるか? 東大病院、少年マンガを監修

 東大病院がマンガを描き始めたの? ……と、ちょっとびっくりさせられた記事。

東大病院監修の医療マンガ「最上の命医」少年サンデー
(2007年12月29日 読売新聞)

 東京大学病院(東京・本郷)が初めて、人気少年誌「週刊少年サンデー」(小学館発行)で今月連載が始まった医療マンガ「最上(さいじょう)の命医(めいい)」の監修を自ら買って出た。

 少年サンデーの読者層は、小学校から高校生までくらいでしょうか? 私も愛読者の一人でしたよ。とくに「がんばれ元気」はリアルタイムで読んでいた世代ですから、そうとう昔の話ですが。

 サンデーやジャンプなどの少年誌って、読者アンケートなどを主体とした厳しい人気投票で掲載作品が選ばれている、と聞きます。いくら東大病院の先生が熱心に監修しても、子供に受けなければ連載打ち切り、なんてことになるかもね。

 同病院は、マンガの主な読者層がこれまで監修してきたドラマの視聴者層よりも、年齢の低い子どもたちであることに着目。「多少の誇張や脚色があっても、子どもたちに医療情報や外科医の仕事の素晴らしさを伝えられる利点の方が大きい」と判断、監修をサンデー編集部に申し出た。

 医療とマンガが接近してくれるのは、医学マンガ家を自称する私にとっては、追い風と言えるでしょう。

 現在はまだ医学知識をわかりやすく伝えるためにマンガを使う、というレベルにとどまっていますが、いずれは医療現場を題材にしたエンターテインメント作品にまで進出したいと考えています。まさに医学・医療マンガですね。

 ただ、ここに一つ大きな問題があるんです。全国に数ある書店の中で、医療系の書籍を置いてくれる店舗は100〜200くらいしかないそうな。医療系出版社から刊行される書籍はこの小さなマーケットで流通しているにすぎません。

 エンタメ色の強い作品を描いたとしても、それを医療系出版社さんが本にしてくれる可能性はすごく小さいのです。仮に作ってくれたとしても、200足らずの本屋さんの医学コーナーに置かれるだけ。これではエンタメ作品を読んでくれそうな読者の目には留まりません。

 エンタメはやはり、一般向けの出版社から出してもらうべきなのです。でも、残念ながら私にはそのツテがありません。

 こうなったら、何とか話を聞いてくれそうな医療系出版社さんから出してもらうしかありません。でも、そのためには彼らがOKしてくれそうな内容の作品に仕上げなくてはならないのです。エンタメ的で、しかも医療系出版社の意向に沿う作品とは……?!

 私は、医療マンガとマンガ医学書の中間みたいな作品はどうか、と考えています。

 この話は長くなりそうですし、今回取り上げた記事の内容からかなりずれてしまうので(すでに思い切りズレているという観測もアリ?)、次回に回したいと思います。
posted by 管理人 at 05:46| Comment(0) | TrackBack(0) | マンガ医学書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月28日

書類の山で遭難しかける勤務医達

 ウチの病院は、日本医療機能評価機構とやらの認定病院になっていますが、おかげでウンザリするほど事務的な仕事が多いんです。

 輸血をはじめとした血液製剤を投与するときは、B4版の大きな輸血伝票にアレコレ書かなくてはなりません。患者の住所さえも……! 私は敢えて書きませんが、結局誰か(ナースやクラークさん)が書いてくれているようです。病名や投与する理由なども書かなくてはなりません。しかも、何日間か続けて投与する場合は、その日数分書かなくてはならない……!

 カルテの記載も毎度毎度サインをしなければなりません。主治医なら別に書かなくてもいいと思うのですが……。指示簿にもサイン。これは当然として、ナースがその指示を実行したかどうかの確認サインも書かなくてはなりません。

 他にもいろいろありますが、とにかく事務系の仕事が煩雑すぎるのです。

 病状を把握し、治療スケジュールを考え、その効果を検証しつつ、臨機応変に治療や検査計画を練っていく……医師の仕事は、考えることが中心です。でも事務仕事が医師の思考を分断してしまうのです。事務系の仕事が、医師の本来の業務を妨げている、と言っても過言ではありません。

 この意見は決して私個人のものだけではないようです。以下の記事をご覧下さい。

勤務医の9割、診療以外の事務が重荷…全社連調査(12月27日読売新聞)

 病院勤務医の約9割は、本来の診察以外の事務作業の多さに負担を感じていることが、全国の社会保険病院の常勤医を対象にした調査で分かった。

 中でも、大きな負担となっているのは、診断書や紹介状などの書類作成、電子カルテのデータ入力といった作業。調査を行った全国社会保険協会連合会(東京)は、「医師が本来の業務に専念出来ずに疲弊している。


 全く同意見ですね。とくにウチの病院などは、機能評価認定なんぞをもらっちゃうものだから、いっそう事務仕事が増えてしまっている。急変時など、とにかく急がなくてはならない時ほど、事務仕事が増えるという図式になっていて、どう見ても、機能評価が医療現場の足を引っ張っている、としか思えないのです。

 欧米などで導入されている医療クラーク(事務員)の活用など、業務分担が急務だ」と指摘している。

 アメリカでは、ボイスレコーダーでカルテを吹き込む、とか……? 未確認情報なのでどこまでホントか知りませんが、帰宅の際に、そのボイスデータを時差のあるインドに送るそうです。インドの人々は英語が得意。翌朝、アメリカ人医師が出勤するまでの間に送られてきたデータをテキストデータに変換して送り返すのです。これがカルテとなる、というわけ。

 我々もボイスレコーダーを持ち歩いて、それをカルテに打ち出してもらうシステムを導入したら楽になりますね。ムンテラのときも録音することが当然、というようになれば、「言った、言わない」レベルの言い争いは少なくなるでしょうし。

 そこまで行かなくても、定型的な事務仕事(輸血を始めとした各種伝票の作成、データの打ち込み)をしてもらうだけでもすごく助かります。

 実際、私が勤務する透析室では、クラークさんが検査データを打ち込んでくれています。感謝! 他にも伝票などの作成、準備はナースがやってくれています。透析室の常勤医師が私一人しかいないのですが、それでも何とかやっていけるのは、スタッフの皆さんのサポートのおかげ。ホント、ありがとう。

 事務系の仕事を如何に減らせるか、が急務。現在、ファイルメーカーを利用して「診療支援システム」を構築中です。これも、事務仕事を減らすことが主な目的です。

 病名、現病歴、処方等々、同じ事を何度も書かなければならないことが多すぎます。診療支援システムでは、一度入力したデータはレイアウトを換えることで、いろんな場面に転用できます。例えば、入院カルテの一頁目に書いた現病歴は、紹介状や退院記録、看護記録などにも利用できるとか。

 処方も同じものの繰り返しが多い。これもボタン一発で過去の処方箋をコピーできると作業効率が上がります。

 とにかく、勤務医を疲弊させる原因の一つとして、膨大な事務仕事があるのは間違いありません。何らかの対策を急いでほしいものです。

 調査は今年8月、全国52の社会保険病院のうち、250床以上を中心とした31病院の常勤医1406人にアンケート方式で行い、931人から回答を得た。

 約1/3が回答していませんが、忙しくてそれどころではなかったのでは?
posted by 管理人 at 05:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 医療現場から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月23日

Cintiq 12WXの評価は如何に

 昨日、液晶タブレット「Cintiq 12WX」がようやく我が家に届きました。Amazon.co.jpで購入、お値段は125,820円なり。ちなみにkakaku.comでの最安値(2007年12月23日現在)は130,802円(税込み、送料無料)でした。もちろん、Amazonの値段も送料無料です。内訳は本体価格119,829円、消費税5,991円なり。今回の買い物は、Amazonで正解だったかな。

 今は愛機Macbook proでこの記事を書いているのですが、きっちりCintiqも繋がっております。

 これで私はペンタブマニアと言っても過言ではない状況になってきました。現在所有するペンタブはワコム社の液晶タブレットのフラッグシップモデルであるCintiq 21UX、通常の(液晶ではない)タブレットのIntuos3、それにFavoという廉価モデルと、今回購入したCintiq 12WXの4機種(Intuos3は2枚ありますが、そのうちの1枚は故障してしまいました)。

 Favoは「Dr.ジンゾーの透析療法の初歩」の仕上げ時期にうちのカミさん(=アシスタント)用に購入したのですが、現在はほとんど使っていません。やはり書き味が今ひとつでしたからね。ちなみに私は当時、Intuos3をメインに使用していました。Dr.ジンゾーのペン入れはほとんど全てIntuos3で行ったんですよ。

 さて今回は、ペンタブマニアとして、新機種Cintiq 12WXをいろんな視点から検証してみたいと思います。他の製品と比較した方がわかりやすいと思うので、Cintiq 21UとIntuos 3を取り上げてみますね。

【ポータビリティ】
 Cintiq 12WXを切実に欲しいと思ったのは、持ち運べる液晶タブだと思ったからです。まずその点から評価してみましょう。ミシュランに倣って☆で点数つけてみます。☆☆☆が満点。

Cintiq 12WX……☆☆

 仕様では本体重量が1.8kgとなっています。印象としてはそれよりも軽いかな。椅子に座りながら、膝に載せて描いたり、左手で抱えながら描くこともできます。
その点はとてもいいのですが……問題は配線ですね。これが複雑で面倒なんです!

 本体とは別にコンバーターボックスというのがついてきます。文庫本程度の小さくて軽い代物ですが、こいつを経由していろんなケーブルを取り付けなければなりません。

・Cintiq本体から出ているケーブルをコンバーターボックスに取り付ける。
・コンバーターボックスに電源ケーブルを取り付ける(Cintiqへの電源供給はコンバーターボックスを経由しています)。
・DVIケーブルでコンバーターボックスとコンピュータをつなげる。
・USBケーブルでコンバーターボックスとコンピュータをつなげる。

 持ち運ぶとすると、この作業を毎回行わなければならないのです……! めんどくさー。

 しかも、かさばるね。ケーブルだらけなので、毎回こんがらがりそうだし。

 これは大減点です。☆一つにしてもいいくらい。

Cintiq 21UX……☆

 ま、これは仕方ありませんね。21インチで本体重量は8.7kg(スタンドは1.7kg)。最初から持ち運ぶことは考慮されていないようですからね。

Intuos3……☆☆☆

 ポータビリティという観点では、Intuos3が文句なくベストです。ケーブル一本でコンピュータにつなげられるし、電源もコンピュータ経由で供給されるので別途電源コードは不要。しかも軽い。バッグの中にコンピュータといっしょに入れて持ち運ぶことだってできます。


【描きやすさ】
 これは液晶タブレットがダントツです。Intuos3もかなりいいのですが、ペン先と描画が別というのは、慣れないと戸惑います。そのうちかなり自由に描けるようになるのですが、ペンタブの位置などによって単純な線引きでも曲がってしまったり、細かなペン入れに必要以上に時間がかかったりします。その点、液晶タブレットは、紙にペンで描きなぞるような感覚で入力できます。これは実際に使ってみないとわからないと思いますが、一度液晶タブレットで作業してしまうと、もうペンタブには戻れない、という気分になるくらい、液晶タブレットの書き味は別世界ものです。本業の合間に時間のかかるマンガ制作を複数こなそうと思えば、タイムロスは極力減らしたいものです。微妙な線が描けずに何度も描き直すことが多かったペンタブ時代に比べ、液晶タブレットを導入してからは、明らかに作業時間が短縮しています。それに描いていて楽しい。これも大きなポイントですね。

Cintiq 12WX……☆☆

 描き味自体は他の2機種と同様、Intuos3のテクノロジーが採用されているので悪くありません。ただ、画面が小さいので適宜拡大しながら作業しなくてはなりません。マンガ原稿の制作では、原稿全体の確認もするので大きければ大きいほどいいのです。拡大したりいろんなメニューバーを移動させたり……と、小さいせいで余計な作業が結構増えてしまいます。ちょっと作業効率が落ちるかな。

Cintiq 21UX……☆☆☆

 21インチ画面は広くて使い勝手は良好です。見やすいし描きやすい。複数のメニューバーも余裕で置けるし、原稿の全体像はコンピュータの画面の方に表示しておいて、コマ単位のペン入れは液晶画面で行う、という使い方もできて、すごく便利。重いですが、スタンドがよくできていて、本体を斜めにすることもできるのです。
 とにかく、画面がでかくて描きやすい。サイコウです。

Intuous3……☆
 先ほども書きましたが、液晶タブレットを知らないうちは、これで満足できる品質だと思います。Favoなどの廉価版やIntuos2以前と比べると、その書き味は図抜けています。まず、書き始めの引っかかりがない。従来の機種ではペンをタブレットに置いた瞬間から描画が始まるまでの一瞬にタイムラグが生じていました。これを「引っかかり」と呼んでいるのですが、この現象は緻密な描画作業をするのにとても困るのです。慌てて描画に追いつこうとするのでマイルドな曲線を描こうと思っているのにカギ状になってしまったりとかしてね。これは読み取り分解能の精度の違いによるのでしょう。Intuous3は最高0.005mmの分解能を有しますが、Favoクラスは0.05くらいだったと思います。10倍の性能ということかな。

 一番の不満は、タブレットの位置が傾いていると、描画も傾いてしまうことですね。なるべく画面と平行になるように設置して描くのですが、なかなかうまくいきません。まっすぐ線を書き下ろしたつもりでも、斜めになってしまったり。そのうち、そういう現象にも慣れてきますが、それはあくまでもこちら(人間側)が頭の中で誤差を修正しながら対応しているからにすぎません。長時間そんな作業を続けていると、首は痛くなるわ、頭痛はするわ、でタイヘンです(Dr.ジンゾーの執筆中に経験済み)。

 タブレットの傾きを検出して、画面上で自動的に補正してくれるシステムが組み込まれれば、液晶タブレットほどではないにしろ、かなり使い勝手が向上するのではないかな。傾き検出はDSなんかでも実現できているので、不可能ではないと思うのですが……ワコムの開発者様にはよろしくご検討願いたいものです。


 いろんな視点から評価するつもりが、結局「ポータビリティ」と「描きやすさ」の2点だけでヘバっちゃいました。

 本格的にマンガやイラストを制作するには、やはりCintiq 21UXがお奨めです。30万超という価格がネックですが、プロ(絵を描いてお金をもらっている方)なら、いずれは元が取れると思います。アマチュアではさすがにこの値段はキツイので、Cintiq 12WXがターゲットになろうかと。

 書き味自体はとてもいいので、Cintiq 12WXも悪くないと思いますが、そうは言っても決してお安くはありません。今なら、ノートブックタイプのコンピュータだって買えそうなお値段ですからね。すでにコンピュータを所有していて、イラストや漫画を描くのが生き甲斐、なんて方にはベストセレクションかも。

 でも、通常のイラスト愛好家にとって最適なのは、Intuos3でしょうかね。これだって安くはないのだけど、液晶タブに比べれば数分の一の価格で購入できます。細かな作業も慣れればできるようになりますしね。

 そう考えてみると、Cintiq 12WXって、ちょっと中途半端な印象がありますね。画面が小さいのはポータブルな製品の宿命だから仕方がないとして、この煩雑なケーブルは何とかならないものでしょうか。

 結局、Cintiq 12WXは買いなのかどうか、については、何とも言えませんが、私個人の感想では、ちょっと待った方がいいかも、というのが率直なところです。
 持ち運ぶことを考えていない方にはお奨めできますが、プロの仕事に耐えうるかどうかと言えば、微妙なところでしょう(画面が小さいので)。

 というところで、ご参考になれば幸い。
posted by 管理人 at 06:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 液晶タブレットの使い道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月19日

いよいよiPhone日本上陸か?

 待ちに待ったり、iPhone。その日本登場がようやく現実になりつつあるのでしょうか。その記事の抜粋は以下。

iPhone販売、アップルがドコモ・ソフトバンクと交渉
(12月19日 読売新聞)

 【ニューヨーク=池松洋】米アップルが、同社の携帯電話「iPhone(アイフォン)」の日本市場への投入について、NTTドコモ、ソフトバンクの2社と交渉に入ったことが18日、わかった。複数の欧米メディアが一斉に伝えた

 私の携帯はauなので、できればauにしてもらいたかったのですが……コンピュータ関連会社ということで、ソフトバンクに軍配が上がりそうな気配ですけど、実際のところはどうなんだろう。
 どっちだっていいんだけど。iPod touchが登場したときもガマンしてきたのだから、iPhoneが出たら即買いに走りますよ。ああ、早くiPhoneで直接Podcastをダウンロードしてみたい。

 アップルは2008年末までにアイフォンを世界で累計1000万台を販売する計画で、日本を有力市場の一つと見ているという。

 そのわりには、日本の要望にはなかなか応えてくれないジョブス氏。もっと軽いマックブックが欲しい、というのは日本のマックユーザーの長年の夢ですが、ナゼかいっこうに検討すらしてくれない。
 モバイル系のウィンドウズマシンでMac OSが動くのなら、それでもいいのだけどね。

 iPhoneでは、アプリのインストールとかはできるんだろうか? 私がやりたいのは、Filemakerで作ったデータベースを持ち歩くこと。iPhoneでそれができればサイコウなのだけど。

 それとマックのモデムとしても使えたらいいなー。来春早々にも日本デビューしてくれることを期待してやみません。
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2007年12月16日

レッズ価値ある3位!

 FIFAクラブワールドカップ2007の3位決定戦!
 やりましたねぇ、浦和レッズ! PK戦でもぎ取ったり、世界3位の座!!
 ワシントンや試合に出られなかった闘莉王の涙が印象的でした。ヨーロッパ、南米の壁はまだまだ高いが、それでも大陸別でアジアを初めて3位に導いた功績は大きい。お見事! レッズ!!

 この勝利の立役者の一人、ワシントンはこの試合を最後にレッズを離れるとか。何とも残念な話です。いつかまた戻ってきてもらいたいものだなー。

 それにしてもURAWAという地名が全世界に知れ渡った大会でした。さいたま市よりも有名になっちゃったかもね。
posted by 管理人 at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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